1000点以上所蔵!人間国宝美術館が今密かな注目を集めている!

人間国宝とは重要無形文化財保持者に認定されている人のことを指します。
重要無形文化財の保持者とは一個人や団体を指しますが、人間国宝と呼ばれる場合は一個人の通称です。
歌舞伎など芸能的なものから、陶器などの工芸品まで多岐にわたります。人間国宝になれる人数は決められており、現在保持者の人数は116人とされています。
これはあくまで存命している人の数であり、亡くなると解除されます。
解除というのはあくまでも文化継承のための助成金の支給がなくなるだけであり、その作家が築いた功績はずっと引き継がれていきます。

有名な作品が盛りだくさん

人間国宝美術館は神奈川県の湯河原町に2007年にオープンし、人間国宝に認定されている作家の中でも陶芸を中心に人形、漆芸、金工等の名品、秀作の展示と古美術との比較展示を行っている美術館です。
主な所蔵作家には北大路魯山人、横山大観など誰もが一度は耳にしたことがある作家の作品が展示されています。
現在では開館した時の3倍に1000点以上の作品が収蔵されているそうです。
またダリ、ルノワール、ピカソなどの西洋画家の作品も若干展示されています。

お茶を楽しめる!

人間国宝美術館の一番の目玉は来館したお客さんが人間国宝が作ったお茶碗で抹茶と
お菓子を味わうことができるという点です。抹茶とお菓子は入館料に含まれます。
この抹茶とお菓子を楽しむことができるサービスは非常に好評で、展示物は見るだけでなく実際に使ってみることでその価値を知ることも大切という美術館の意気込みを感じることができます。
人間国宝美術館では特別常設展示として、湯河原ゆかりの作家の元総理大臣でもある細川護熙氏の作品が展示されています。
細川氏は60歳を機に政界を引退し、2001年に湯河原に自邸でありアトリエでもある不東庵を構えて以来、各地の窯場を訪ね、自らの陶芸作品に取り込んでこられたそうです。また陶芸だけでなく書も巧みで、漢詩や和歌の書跡は見に来たお客さんを魅了します。